【レバレッジ】ドルコスト平均法による都度売却投資法検証その1(世界恐慌編)

こんにちは。okometsubuです。

 

今回は以下記事のある意味続編です。ドルコスト平均法×レバレッジは有意義ではあるもののリスクが高いので年1回売却したらどうだろうという回です。以下思い立ったきっかけの過去記事。

 

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

私は「tsumiki証券」で毎月5万円を「セゾングロバラ」に投資しています。

 

それは「エポスゴールドカード」の年100万円を使うと1万ポイントもらえるサービスを利用するためでありますが、「セゾングロバラ」と「ドルコスト平均法」の相性がすこぶる悪いことから途中売却を行うことに決めました。それが前回までのお話。

 

 

で、それだと単純に運用益が全く乗らずに解約手数料の0.1%分損が発生するため、だったら「セゾングロバラ」で中長期運用していたはずのお金を別の投資信託に預けて「ドルコスト平均法」すればいいのではないか?というのが今回のお話です。

 

私は自論として「ドルコスト平均法」×「レバレッジ投資」は非常に相性が良いと考えています。以下過去記事。シリーズ物。その亜種の「ノーセルバリュー平均法」も有用だと思っています。ようは積立投資が相性が良いと感じている。そんな感じ。

 

okometsubulog.hatenablog.com

ということで、今回やりたいことをまとめます。

 

 

 

 

今回やりたいこと

  • 少額でも良いので「黒字」になることを目的としたい。ある意味「銀行預金」的なそんな位置づけにしたい。
  • でもせっかく「ドルコスト平均法」を使うなら「レバレッジ商品」で試したい。※もうこの時点でさっきのやりたいことと真逆の発想。
  • そこで毎月積立後の1年後に積立額のxx%以上だったら売却し、xx%以下ならそのまま毎月積立を継続し、xx%以上になった辺りで売却する運用をしたらどうなるかを見たい

 

とまぁこういう感じです。過去疑似SPXLですが「ドルコスト平均法」で大暴落時にあった場合、世界恐慌で約6年、その他のITバブルやリーマンショック等では約3~4年戻ってきませんでした。それは「レバレッジ」であろうと等倍であろうとすべからく同じぐらい復活に時間を要します。

 

逆に言えば、その3~6年間を「ドルコスト平均法」の積立で耐えられるのであれば、そのほかの平時では利益を得られやすい、もしくは「大暴落」が起こった場合の赤字部分の補てんになるんじゃないかと目論んでいます。

 

つまり、最低でも10年運用期間があれば今回の投資方法は案外輝けるんじゃないかなと思った次第。

 

 

 

ということで今回は直近暴落編です。暴落が発生するその直前の最高値で買付をスタートした場合どうなってしまうのか、というのを疑似データも踏まえて検証してみます。

 

今回も真剣に検証します。何故なら私が採用するかもしれない瀬戸際だからです。これって何気にとても重要です。但し読者は置いてきぼりになる可能性大!

 

 

それじゃ検証条件を記載。

 

前提条件

  • 暴落が発生した時から開始します。可能な限り30年見るものとします。
  • 毎月100ドル積立投資をするものとします。
  • ブログの会話上、面倒なので1ドル100円として話を進めます。
  • 手数料・税金は考察していません。
  • 実際は「投資信託」を使う予定ですが、データが少ないので海外ETFを用いた検証を行います。
  • 疑似データを使って検証します
  • 端数もキッチリ投資できるものとします。
  • 1年に1回チェックを行い、積立投資額×目標利率に到達したら売り、到達していなかったら毎月積立を継続するものとします。
  • 目標金額はアラート等で設定するものとして、達成したら即時に売るものとします。

 

最後の条件は毎月積立なのでアラート設定するのも大変なので、まぁできたらいいよねって感じで検証することにします。現実問題だとまぁ、気づいたらでいいかなと思ってます。また、本記事はSPXLやTMFの金利までは考慮されていない点ご了承ください。

 

では参加メンバーのご紹介。

 

参加メンバー

  • SPXL
  • TQQQ
  • SSO(S&P500の2倍レバレッジ)
  • QLD(QQQの2倍レバレッジ)
  • ^GSPC(S&P500)
  • 単純にS&P500をドルコストしたもの(参考までに)

 

SSOQLDは「iFreeレバレッジ S&P500」と「NASDAQ100」で投資したいから採用しています。3倍レバレッジのSPXLとTECLに投資してもいいのですが、今回の目的はあくまで「エポスゴールドカード」の1年100万円投資額のかさましが目標であり、償還リスクを考えて2倍ならまぁなんとかなるんじゃないか?という目線でSSOとQLDを採用しました。

 

TQQQは日本で買うには「サクソバンク証券」を経由しないと買えませんが、「個人情報」が最近流出したらしいですし、特定口座未対応なのでやりたくないのですが、疑似データを作る^NDXがITバブル崩壊前からあるのでTQQQを採用しています。本当はTECLでやりたい。

 

では今回シミュレーション対象の暴落達。

 

暴落達参加者一同(日付は暴落前高値の日)

 

第1次オイルショック付近やリーマンショック付近は除外しました。どうせ「ベトナム戦争」付近とITバブル崩壊付近の地続きで対象に含まれるためです。

 

また、今回は目標利率の指定もしなくてはいけません。これもパターンを分けてみる必要があり、大変グラフの数が多くなりそう。あ、ダレてきた。助けて!!

 

目標利率(※1年後積立額 * 目標利率を上回ったら売却)

  • その場の結果からフレキシブルに決める(10%~300%の間ぐらい想定)

 

目標利率は適当に書いてます。その場その場の暴落状況と目標利率の結果により大幅に増加させたものを検証したり飛ばしたりするのでご了承下さい。実際に検証進めていくと言っている意味が分かってくると思います。

 

 目標達成条件

  • できれば短期で毎年売りたい
  • とはいえ目標利率を低設定にすると利益が減るのでギリギリを攻めたい
  • 過去の暴落時を参考に、実現可能な利率を決めたい

 

  

今回は安全に資産を稼ぐという目標があるので早めに売却想定です。ドルコスト平均法はその特性から、資産運用の後半になればなるほどリスクが高まる投資法なので、あまり積立額を伸ばし過ぎると大暴落で戻ってこれなくなる可能性があるため、早めに売却しちゃっていいかなと思っています。

 

ということで、ようやく準備が整いました。それじゃ早速検証開始!

 

世界恐慌からの30年

1929-09-03から1959-09-02の30年間を見てみます。TECLとか当時無いものは検証できないので、あるものだけ検証します。

 

そのまえに、S&P500、SSO、SPXLのドルコスト平均法の結果だけ見ます。

 

ドルコスト平均法結果

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SPXL強いですね。30年ドルコストすればこのように復活することが分かると思います。もう少しズームアップしてみましょうか。SPXLとSSOはS&P500と同じ時期に復活できたでしょうか。1949年頃までのグラフです。

 

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1935年頃に元本復活が確認できました。注目ポイントは「S&P500」も「SPXL」も「SSO」もほぼ同時期に復活した点にあります。これが「3倍レバレッジ」でも「ドルコスト平均法」が有利じゃないかと思う理由です。

 

但し弱点もあります。

 

もう1点の注目ポイントは1942~1945年頃です。この時期を見ると、SPXLが徐々に復活が遅れてくることが分かります。これは過去に何度かお伝えした「ドルコスト平均法」の弱点である、雪だるま式に増えた資産が運用期間後半に起こった場合の結果となります。

 

つまり、ドルコスト平均法による「ナンピン買い」の威力は後半になればなるほど弱まっているため、後半の「SPXL」の復活が遅れた形となります。これは投資済みの資金が雪だるま式に増えてくれば来るほど、復活がドンドン遅くなります。

 

つまり、この「復活」を早くするために早期に全てを売却して安定化を図ろうというのが今回の検証の目的です。

 

雪だるま状態は弱点でもあり、利点でもあります。後半に株価が上がるととてつもなく伸びるからです。つまり、運用後半はギャンブル性が高くなるということです。それを無くして安定化したいねってことです。

 

今回の世界恐慌で安定した運用が取れるのであれば、リスクを抑えた形で運用を行うことができるんじゃないかなと目論んでいます。

 

内容分かったので、目安としてS&P500の積立だけ残します。

 

ではまずは1年後に積立額10%を超えたら全売却して再び「ドルコスト平均法」を始めた場合から見て見ましょう!

 

■目標利率10%の場合(世界恐慌)

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終結

  • SPXL:1.21倍
  • SSO:1.17倍
  • SP500:1.11倍
  • 積立:3.99倍

 

超分かりやすい結果です。積立額の10%が得られると言う話になりました。

 

普通にS&P500にドルコスト平均法した方が結果が良かったです。というのも、1年で10%としたので、最終結果としても似たような結果になったと思われます。多分、余裕で10%はクリアできるので10%の結果はもう考えなくていい気がしています。

 

この結果を見る限り、「複利」効果はほぼないです。「単利」で10%の結果となります。それはそうです。全部売却しているのですから。ポイントは「現金」で安全資金として手元にあると言う点でしょうか。

 

ということで、今後は20%から結果を見たいと思います。

 

■目標利率20%の場合(世界恐慌)

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終結

  • SPXL:1.27倍
  • SSO:1.22倍
  • SP500:1.20倍
  • 積立:3.99倍

 

面白い結果です。概ね1.2倍になりました。という事はつまり、目標利率20%は余裕で満たせることを意味しています。もっと利率を上げた方が良いかもしれません。

 

ともあれ、ここでの注目ポイントは「1942年」です。S&P500の積立(緑線)が一番暴落しているのが見て取れます。他の銘柄はキチンと20%で毎年売却を挟んでいたため、次にきた暴落に上手く対応できたことになります。

 

そう考えると、予定通り単利で「20%」を稼げているということになり、かなり安心して見ていられると言えるかもしれません。

 

ただ、ここまでしてこの程度の結果だとちょっと残念ですし、グラフを見て分かる通り、その「1942年」ごろの暴落を除いてほぼ一直線のまっすぐです。

 

つまり、まだ「余力」があることが伺えます。

 

では目標利率を上げてみましょう。

 

■目標利率40%の場合(世界恐慌)

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最初の売却タイミング

  • SPXL:1933-07-06
  • SSO:1935-11-14
  • SP500:1936-02-11

 

終結果については、基本的に設定した目標利率になることが分かりましたので、ここからは「最初に売却した日」を基準に見ます。1度でも売却したら資金が得られるためその後に暴落があっても安心できる、そんな日です。

 

さて、やはり大体1.4倍をキープしてフィニッシュです。つまり、まだ余力がある。

 

ここで思ったのは、SPXLを全売却した時に得られる「現金」をS&P500等の等倍商品に利益分だけでも投資するのはアリかも知れません。これについては後日検証するかも。

 

そしてまた面白いのが1933年。SPXLが一気にブワっと伸びているのが分かります。途中売却したことでその伸びしろは止まってしまっていますが、その分の利益でその後の「1942年」の暴落時期について、「積立額」付近で下落が止まっています。SPXLの値上げ率が結果として暴落を防いだ形になると言うわけです。

 

 

 

というわけで、いきなり飛ばしますが毎年100%目標にしてみます。まだ余力がありそう。

 

■目標利率100%(2倍)の場合(世界恐慌

 

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最初の売却タイミング

  • SPXL:1936-04-02
  • SSO:1936-07-27
  • SP500:1952-01-22

 

ここでS&P500が脱落です。投資開始から22年近く相場にい続けることになるためです。SPXLやSSOは約7年間、い続けることになりますが、あの「世界恐慌」です。7年で済むのであればまだ余裕がありそうというものです。

 

そして今回もきれいに2倍近くまで伸びました。面白いのは、S&P500とS&P500の積立が途中まで完全一致しているのです。緑と黄色の線ですね。これは積立投資額の2倍の結果がS&P500で出なかったため、単純な「ドルコスト平均法」としてずっと進むことになります。

 

つまり、約20年も条件に引っかからず「ドルコスト平均法」として市場に投資額が出回った状態が続いていたということです。簡単に言うと、「リスク資産」が常に市場にあるため、20年間怖い気持ちになったということ。

 

今回の目的はあくまで「安定」を取ることです。であるにもかかわらずS&P500は20年間も市場に投資し続けるのは逆に「リスク」になってしまうという面白い結果になりました。

 

変ってSPXLやSSOは暴落から終わった後に100%、つまり2倍になった箇所が何か所かあり、SSOは30年間に計4回(7年,9年,6年,3年後)に、SPXLは計6回(6年,9年,5年,3年,1年,3年後)の売却タイミングがありました。売却タイミングが多ければ多い程安定するものの、結果として大きな勝ちは得られないということです。

 

そして市場から撤退するタイミングが早いのはSPXL等の値動きが激しい銘柄であり、上手く目標利率を決めるとむしろ逆に安全になる可能性があることを表しています。1度売却したら、現金で保有することになり、投資額も100ドルから再スタートするのですから。

 

最悪、ドルコスト平均法で暴落が続いてもいずれは復活することを期待できるのも強みです。但し、償還リスクは2倍よりも3倍のSPXLの方が高いのでその点は注意と言った所でしょうか。

 

さてもう1点確認したい点としては、最初の世界恐慌の大幅な下落を除けば、今回の検証結果はS&P500を除いて全て積立額以上(SPXL,SSO)の結果を出せており、非常に安心した位置で投資を進めることができるという状況にあります。

 

終結果としてはS&P500のドルコスト平均法に普通に負けますが、世界恐慌下においてこれだけ安定しているのであれば、目標利率は100%、つまり積立額の2倍ぐらいが非常に安全に進めて、更に最終結果は投資額の2倍は得られるということになりそうです。

 

そして、S&P500のドルコスト平均法に勝ちたいと思うのであれば、目標利率100%にしたSPXLを売却したら直ちにS&P500に投資すればいいんです。額は黒字化した部分だけにするのか、一括で全部入れるのかは人それぞれ。こうするだけでS&P500のドルコスト平均法に圧倒できることでしょう。今回は安全に行きたいので「現金」で持つ結果です。

 

ようするに今回の条件は「序盤」が非常に安定しているということです。終盤は普通にドルコスト平均法に負けますが、安定を取りたいならこの方法も悪くないということです。

 

では続いて「200%」を見ましょうか。まだ伸び代はある。が、ボラが激しくなるのであんまりやりたくはない気はしていますがどうでしょうか。3倍レバレッジなら乗り越えられるでしょうか?

 

■目標利率200%(3倍)の場合(世界恐慌

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最初の売却タイミング

  • SPXL:1937-03-03
  • SSO:1951-05-03
  • SP500:1955-06-07

 

ここでSSOも脱落。約30年もドルコスト平均法を続けなくてはいけない地獄が続くのです。恐ろしい・・・。ともあれ、1946年からは積立額以上になるので地獄と言うほどではないですが、ちょっとシンドイですね。

 

この辺りの指定が潮時かもしれません。SPXLはうまい具合に手前の暴騰時期に売り切ることができていますが、少し攻め過ぎな気もします。SSOは結局最後の方まで「ドルコスト平均法」にて積立投資額を多く投入している状態で最後までズルズルいきました。S&P500も何気に3倍超えたタイミングがありましたが、最後の最後だったというわけです。

 

正直、今後のグラフで「S&P500」は抜かしていいかなと思いました。結局「S&P500のドルコスト平均法」があるので、ある程度分かりますし、何だかんだ、レバレッジ商品の方がこの手法の場合、安全な気がしています。

 

こうなると「iFreeレバレッジ」じゃなくてNYダウの3倍値動きのやつを買ってもいいかもしれないし、直接SPXLやTECLを買ってしまっても良い気がしてきました。

 

一応300%も行ってみましょうか!

 

■目標利率300%(4倍)の場合(世界恐慌

 

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結果は割愛。SPXLも脱落です。さすがに苦しい。

 

こうなると約20年近くSPXLとSSOは市場に投資することになりますし、1937年から見ても積立額を大きく下回ってしまいました。結果としては伸びましたが、これはちょっと怖いですね。というわけで、400%の3倍程度が良い所だったと言えるでしょう。

 

そしてここまでしてもS&P500のドルコスト平均法に勝てません。逆に言えば、終盤も終盤、一番右肩上がりの恩恵を得られるタイミングでSPXLを全売却しているので結果が振るわないのです。最初にSPXLのドルコスト平均法の結果をお見せしましたが、雲泥の差です。

 

これが「増加」のパワーということです。途中売却するとそのパワーを受けられないといういい例になったのではないでしょうか。売却後に伸びるかどうかなんてわからないので机上の空論ではあります。

 

 

ということで、今回のまとめ。

 

  • 結果だけ求めるならS&P500にドルコスト平均法をずっとやり続けた方が良い
  • 但し安全に資産を得たいならSPXLをドルコストして都度売却するのはアリだし、今回の検証とは別に売った後の金額をS&P500等に投資するだけでも大きくS&P500を着き放つことが可能なはず
  • 都度売却を行うケースの場合、「等倍商品」を積立投資するより「レバレッジ」を効かせた上で途中売却することでむしろ資産を守りやすくなる可能性がある
  • 但し3倍レバレッジはSEC介入やあまりにも株価が下落することで運用会社が倒産する等で償還されたりすると終わるので結構危険な気がする
  • 安全に行きたいなら利率100%指定が良さそう。ただSSOだと脱落するので、当時の金利状況等も考慮して安全を見て50~75%ぐらいの方が良さそう。

 

ということでした。

 

運用年数30年は必要ですが、あの世界恐慌レベルでも6年程度で元本に戻るのであれば十分じゃないでしょうか。そして判定は1年に1回チェック後は日々確認を行いますし、途中売却すればリスクは0です。暴落したら最大6年待てば普通に復活が期待できる。

 

 

ということで、世界恐慌編でした。

 

 

さて、実は「ドルコスト平均法」は世界恐慌よりも次回の1968年ごろの暴落の方が苦手かもしれません。ボラが少なく、長期間低迷し続けた期間です。次回はそんなベトナム戦争付近の1968-11-29~を見る予定です。

 

というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

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【iFreeレバレッジ】松井証券の毎月現金還元サービスを検討します

こんにちは。okometsubuです。

 

私は「ドルコスト平均法」×「レバレッジ銘柄」をかなりプッシュしています。推しです。なぜならレバレッジ銘柄であれVOO等の等倍銘柄であれ、ドルコスト平均法を使えば暴落からの復活時期はほぼ一致しているからです。

 

これは世界恐慌やITバブル崩壊リーマンショックを含めた特大の暴落にも同じことが言えます。等倍商品、レバレッジ商品すべからく3~6年程度で積立額まで復活することを確認しています。

 

但し、大幅な下落によるレバレッジの償還が無ければの話ではあります。ただこれも、サーキットブレーカーで1日の下落率は限定的ですのでよほどのことが無ければ償還リスクは無いと睨んでいます。※世界恐慌だったら多分3倍レバは終わる

 

しかしながら、5~10年以上積み立てていくと、投資資金が雪だるま式で増えていくため、後半になればなるほど、暴落が大きければ大きい程、復活までの時間に乖離が発生するのも事実です。

 

このような状況から、私はレバレッジ商品にドルコスト平均法を用いつつ、1年ぐらいでチェック期間を設けてそこでxx%上昇していたら売り、上昇していなかったら引き続き積立をするという検証を行っています。まだ記事にしてないですが、近日中に記事にする予定です。

 

 

 

 

さて、話は変わって松井証券であれば、「iFreeレバレッジ」に投資すると、毎月現金がキャッシュバックされるそうです。以下MBA太郎さんのブログを引用させて頂きます。調べた所、「iFreeレバレッジ S&P500」も対象のようでした。

 

iFreeレバレッジNASDAQ100は松井証券がお得 - MBAインデックス投資日記

http://hiroshitree.hatenablog.com/entry/2020/07/12/144118

楽天証券のポイント還元率が0.048%、SBI証券が0.1%、松井証券が0.13%なので松井証券が一番得になります。

 ただし1000万以上保有するならSBI証券マイレージが0.2%つくのでSBI証券がお得です。

 

以下が公式サイトのURL

 

投信毎月現金還元サービス シミュレーション結果 | 投資信託 | 松井証券

https://www.matsui.co.jp/service/fund/cashback/list/detail.html?id=J0148

 

私は現在「iFreeレバレッジ NASDAQ100」を楽天証券で毎月積立をしていて途中売却は行わない予定です。なので他の証券会社を使おうと思っていたところの情報ですので、恐らく私は松井証券で今回の運用を試すことになりそうです。

 

楽天証券との比較だと0.135%-0.048%=0.087%もお得ということです。

 

 

そうすると毎月5万円積み立てた場合、最後の年で最大60万円で月65円がキャッシュバックと言う感じでしょうか。無いよりマシです。スーパーで安いシュークリーム1個買えます。楽天と比較すると、月43円となりますが、それでも相当凄いキャッシュバックが得られます。

 

 

ここまで凄いと、今楽天証券にある「iFreeレバレッジ」商品を全て松井証券に移管してしまって、松井証券では単純に「ドルコスト平均法」で貯めるだけ溜めて、楽天証券で都度売却運用すればいいんじゃないだろうか???

 

 

と、楽天証券で移管について調べてみたところ、以下の問題をクリアする必要がありそうだった。

 

投資信託の移管について

  • 楽天証券では投資信託を移管するのに1銘柄につき3300円(税込)費用が発生する
  • 但し松井証券はその移管費用を肩代わりしてくれるサービスがあるので実質無料
  • 楽天証券はネットで移管手続きできないため電話する必要がある。携帯電話しかないため電話代がかかる
  • 「投信口座振替依頼書」が郵送で送られてくるので書いて送らなくてはならない
  • しかも最長2ヶ月以上かかる可能性がある。楽天証券は混んでるので特にこのぐらいかかる気がする(※偏見)
  • 振替期間中、投資信託の売買ができなくなる

 

最後の文言は全銘柄なのか該当銘柄なのか明記が無かったですが、他の銘柄はカスタマーサービスセンターに電話で受け付けるとあるので恐らく全部だめになる気がする。困りました。楽天カードで毎月投資しているのも止まったら嫌だなぁ・・・。

 

以下楽天証券の出庫に関するサイト説明は以下URLを参照しています。

 投資信託の振替とは(出庫) | 取引ガイド | 投資信託 | 楽天証券

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/guide/transfer_out.html

当社に書類が到着してから移管先への振替手続きが完了するまで、インターネットでの投資信託のお取引を停止させていただきます。なお、お振替えになるファンドと異なる銘柄の取引をご希望の場合は、当社カスタマーサービスセンターにて承ります。

 

 

だったら移管ではなくて、クロス取引して実質移管にすればいいかなと思いました。買付手数料自体は両者の証券会社で無償なようですので。つまり、楽天証券では全売却して、松井証券で同額程度を同日中に行うのです。発注時期を合せる必要あり。証券会社ごとに異なっていないかチェックしてから行うと良いでしょう。

 

ただし、この方法最大のデメリットは「税金」です。私の場合、楽天証券側は60%と十分な利益が乗っています。そこから20.315%が税金で取られてしまうのです。

 

当然、運用終盤に売却しても同様に利益が乗った分の税金が取られますが、今この時点で税金を取られる分、その運用益が伸ばすことができるので途中売却による税金は本当に無駄でしかありません。

 

ということで、ひとまずは「iFreeレバレッジ NASDAQ100」が黒字/赤字ギリギリのラインになったらスイッチすることになる気がしました。その時期が来ないことを祈りたいですが、暴落してそうなったらそれはそれでヨシ!十分なメリットとして証券会社間クロスによりスイッチします。

 

だって私はこのiFreeレバで2000万円を目標にドルコスト平均法を継続する予定です。半分の1000万円になってみたことを想像してください。毎月1125円、年にして13,500円のキャッシュバックですよ?凄くないですか?

 

楽天からの差分で考えても8700円もお得です!!

 

正直これはでかいと思います。うーん。やっぱり移管対応したいなぁ。この辺ももうちょっと調べてからどうするか最終決定したいと思います。

 

SBI証券だと1000万円超えると0.2%らしいのですが、その時になったら改めて移管するか考えると思います。大分遠い未来なので制度自体がどうなってるか分からないです。

 

 

 

 

さて、話は戻って松井証券投資信託を毎月行う場合は「定期入金サービス」があるみたいです。これなら例えば「楽天銀行」を指定しておけば、楽天銀行の毎月0.1%の銀行金利松井証券の0.13%の何れかの利益をもらえそうですので悪くなさそう。これでやってみようかな。

 

以下松井証券公式サイトの定期入金サービスサイト。

 

投信積立に最適、定期入金サービスがスタート!余力情報の表示も改善します | 松井証券

https://www.matsui.co.jp/news/2018/detail_1012_01.html

 

完全に松井証券の手先になってるけど気にしないでください。私の備忘録を兼ねてます。アフィリンクがあったら真っ先に貼ってますが無いので貼りません(真顔)

 

まぁいいじゃないですか。アフィあっても無くても、これこそ私の本気のオススメを「宣伝」しているんです。自身が滅茶苦茶儲けたいから粗悪な商品を紹介して騙すとか、信託報酬が1%とか非常に高いロボアドを騙して誘い込むとか、そういうのじゃないです。というかアフィリンク張ってないっていってんだろいい加減にしろ!!!

 

 

 

・・・と、「松井証券」を本気で宣伝しようと思って実際に今やってみたら「iFreeバレッジ」は積立設定ができなかった。どうやら「積立銘柄対象」ではないため、積立不可だった。なんで?(マジ切れ)

 

意味が分かりません。どういうことなの・・・。キャッシュバックする程 推してるんじゃないの・・・???

 

理由を調べてみました。松井証券レバレッジブル・ベア商品を「短期売買推奨」としていると明記されていました。以下その文言。公式サイトからの引用となります。

 

ブルベア型投資信託に関する松井証券の考え方 | はじめての投資信託 | 松井証券

https://www.matsui.co.jp/service/fund/study/bull-bear/

ただし、例えば、レバレッジが2倍のブル型投資信託の場合、日々の値動きは指数の2倍の値動きになりますが、2日間以上離れた期間の騰落率は複利効果により2倍になりません。また、ブルベア型投資信託は、市場がもみ合いになった場合、基準価額が押し下げられる特徴があります。したがって、松井証券ではブルベア型投資信託を短期取引向けの商品と考えています。

 

そんなぁ・・・。

 

各証券会社が「短期推奨」としているのは知ってるけど、積立可能にしておいてほしかった。ある意味、人間味のある対応で好感が持てますが、私はそのリスクを承知した上で積立投資したいの!!!

 

0120もスマホとかだと結局お金がかかるイメージがあるのと時間もかかるだけなので止めます。すぐ要望通ると思えませんし。

 

で、色々調べてたらチャットでの問い合わせがありました!

 

チャットサポートのご利用 | お客様サポート | 松井証券

https://www.matsui.co.jp/support/contact/chat-support/

  • 受付時間:平日08:30〜17:00
  • お客様サイト内の問合せは、電話サポートまでお願いします。

 

平日しかないですが、チャットだしお昼休みにでもやればいいでしょう。何だったら有給とってそこでチャットすればいい。というわけで、近々問い合わせしてみようかと思います。多分、積立できませんって回答されて終わると思います。積立可能になったらお知らせします。

 

 

ともあれ、積立投資が出来なかったとしても一応手動で出来るので、毎月1回、手動で積み立てることで毎月5万円積み立てるなら5円程儲けがでますね。それを良しとするならアリです。そういうことにしておきます。アンケートサイトで鍛えてる私は普通にやりそう。

 

残念ながらS&P500を採用するなら楽天証券にすると思います。NASDAQ100は既に楽天証券で積立ててるから、税金面で考えると、そこに上乗せして途中売却すると多く税金を払うことになるからできれば避けたいんだよなぁ・・・。

 

なのでやっぱり松井証券で手動でやると思います。ちょっと面倒ですが、楽天証券に入れるぐらいならいいでしょう。面倒だったら年1回分まとめて投資するかもしれません。期待値的にはそっちの方が効率がいいです。が、最近ハイテクは暴落気味で怖いので毎月頑張って積み立てる予定。

 

そして私はブログで結果発表をするので、絶対にログインすることを義務付けられているため毎月でも実はそこまで苦ではないです。一般の人だったら普通に楽天証券か、松井証券で他の積立可能な等倍銘柄を積み立てるので良いでしょう。

 

と、この記事を書いている最中にもう決め打ちで松井証券にて「iFreeレバレッジ NASDAQ100」に投資開始しました。積立と言っても手動投資ではありますが、ともかく始めました。

 

 

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後日検証記事を公開しますが、「疑似QLD」をITバブル崩壊直前から積立シミュレーションが可能になったので試したら約4年で復活しました。SPXLやSSOも同じぐらいだったので、じゃあNASDAQ100でいいやと!

 

そしてドルコスト平均法はボラが激しい程強みを増す性質があるので、大暴落が来ても大丈夫です。ITバブル崩壊を耐えられるんですから。値下がり過ぎて償還される問題も2倍レバレッジならNASDAQ100の2倍レバなら耐えられると読んでいます。

 

ということで、今後1ヶ月毎にその検証結果を公開することにします。採用する投資方法が多すぎる。まま、どれもこれも一長一短、みんなちがってみんないい(はず)な投資方法です。こうご期待。

  

 

 

と、まーた検証完了する前から投資信託購入しちゃって反省の色が無いことに気づいた所で今回はここまでと致します。ドルコスト平均法×レバレッジの優位性は分かってるからヘーキヘーキ!!!

 

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【積立】セゾングロバラとドルコスト平均法の相性は残念な結果でした

こんにちは。okometsubuです。

 

今回かなり長い文章になってしまいました。結論から述べると、

 

  • 「セゾングロバラ」は「ドルコスト平均法」と相性が悪い
  • じゃあどうやって対応すれば良いかを検討する

 

というものです。実はこの相性の悪いという問題は「株式+債券」等のバランスファンド全般に言えることかもしれません。今回は「セゾングロバラ」のみで話を進めさせていただきます。

 

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先日、無事「エポスゴールドカード」のインビテーションを取得しました。以下過去記事。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

エポスゴールドカードは年間50万円を使うことで永年無料のインビテーションを受けられる可能性があるとされています。また、半年で10万円でもインビテーションを受けられるとグーグル先生から聞いていたので試したところ、14万円ぐらい8ヶ月でゲットしました。

 

で、そのエポスカードで12万円ぐらいをtsumiki証券の「セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンド」通称「セゾングロバラ」に投資をしていました。以下tsumiki証券についての過去記事です。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

実際、投資額の0.1~0.5%(1年毎に0.5%まで増える)がポイントバックされる「がんばってるね!ポイント」がもらえたり、エポスゴールドカードの年間100万円の使用で1万ポイントを貰えるため「tsumiki証券」は悪くないです。

 

むしろ世間の評価とは裏腹に、私の中では非常に好感度が高いです。そのためtsumiki証券への投資は今後も継続して行うことになります。

 

ただ、「セゾングロバラ」を今後もそのまま使うのかと言う点についてはちょっと思う所があります。

 

セゾングロバラに思う所

  • tsumiki証券を使う以上、「ドルコスト平均法」は必須。何故なら月5万円しか投資ができないため
  • ドルコスト平均法」は株高になれば高く、株安になれば安く買えるため動きがマイルドな「セゾングロバラ」に対して行う必要性をあまり感じていない。何故ならドルコスト平均法は「現金」にて暴落リスクに備えており、これ以上暴落に対するクッションとして「債券」を加える必要性が無いため。※今回ここを検証します。
  • 更に「債券」は今後金利上昇により値下がりする可能性があるため安易に採用しづらい ※私はTMFを持ち始めていますが、長期運用となると疑問に思ってます。
  • なにより、「信託報酬」が約0.57%/年とインデックス投信と比べてお高くなっている。eMAXIS Slim 先進国株式だと約0.1%/年ぐらいで済む
  • 更に信託財産留保額が売却時に0.1%発生する
  • これらの理由により、「セゾングロバラ」を長期間、「ドルコスト平均法」で運用する必要性は薄いと判断している

 

私は「tsumiki証券」と「エポスゴールドカード」に多大なるメリットを感じており非常に好ましく思いますが、やはり「セゾングロバラ」は好きになれなさそうです。ここが本当に残念。tsumiki証券も色々商品増やしてくれたら楽天証券を超える神サービスになる可能性を秘めているのですが・・・。

 

 

 

さて、話は変わって「ドルコスト平均法」については過去検証記事を実施していまして、たとえ2倍、3倍レバレッジを用いても「ドルコスト平均法」であれば、直前に大暴落が発生したとしても等倍商品と同じ時期での復活が期待できます。以下過去記事シリーズ物。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

ちなみに世界恐慌時は以下。こちらは「ドルコスト平均法」なら大体6年で復活していることを確認できます。さすが世界恐慌と言った所です。復活までちょっと長いです。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

その「大暴落」が10年後とかに発生したらレバレッジは大きく値を下げるため、基本的には等倍商品で「ドルコスト平均法」を行った方が安心感は違います。上記の世界恐慌の過去記事を見ても、SPXLがS&P500等倍に比べて3,4年ぐらい遅れて元本復活するケースもあるということです。

 

しかしながら、「世界恐慌」という特大の暴落であっても「ドルコスト平均法」であれば6年あれば元本復活が期待できる点は考慮しておくべきことでしょう。そもそも等倍商品もそのぐらい復活に時間はかかるのですから。

 

当然、数年程度の乖離で復活が遅くなることは往々にして可能性はあります。が、それでもレバレッジを効かせてもその程度の誤差ですむことが可能なドルコスト平均法」×「レバレッジの組み合わせは非常に相性が良いと考えています。

 

 

話をここで戻します。

 

 

セゾングロバラ」は「株式」と「債券」を割合保有する銘柄であり、運用会社が「アクティブ」にその比率を変える「アクティブ投信」なのです。

 

先程のレバレッジを効かせた検証結果ですら、「ドルコスト平均法」を使えば復活するタイミングは非常に素早いものであり、「暴落」が起こっていない期間はとてつもない爆益を生み出す可能性があるのです。

 

そんな中、果たして「債券」を混ぜる必要が「ドルコスト平均法」にあるのでしょうか。

 

しかも何気に「アクティブ投信」なので、信託報酬が0.57%/年と「インデックス投信」に比べて高いのです。

 

更に極めつけは「信託財産留保額 」という、解約時に0.1%の手数料が発生します。これは積立額が多くなれば多くなるほど、運用益が増えれば増えるほどコストが加算されていくため、長期運用の足かせになると思われます。

 

つまり、「セゾングロバラ」で長期間複利の力で培った利益を得ると、その分「不利益」になることが明らかであり、他の似たような銘柄、「信託財産留保額」が無い商品を選んだ方が0.1%確実にお得なのは目に見えています。

 

そこで以前私はtsumiki証券に投資した分については1年程度にでも1回スイッチした方がいいんじゃないかという記事を書きました。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

で、今回は更にその補強といいますか、この時は簡単なチェックぐらいしかしてなかったんですね。なので「コロナショック」を踏まえた実際のデータを元に「ドルコスト平均法」を用いた結果をそれぞれ見て行こうと言うコーナーとなっております。

 

ということで参戦メンバー

 

参加者一同

  • セゾングロバラ
  • QLD(※QQQのレバ2倍)
  • SSO(※S&P500のレバ2倍)
  • IVV (※S&P500等倍商品)

 

人選が謎と思われますが、QLDとSSOは「iFreeレバレッジ」の投資信託でスイッチ先としてちょっと考えていますので採用。完全に私用でございます。信託報酬と管理費用が同じなので、同様の結果が得られると思われます。但し為替ヘッジの有無の違いは一旦無視します。

 

S&P500のIVVはとりあえず等倍商品なので入れてみました。SPXLやTECLは実データが無いので今回は不参加。今回は全て「実データ」での確認ができ、かつ、「リーマンショック」と「コロナショック」を経由できるので信頼性は抜群だと思います。

 

前提条件

  • 売買手数料は考慮していません。
  • 今回は途中売却は行いません。単純なドルコスト平均法積立のみです
  • 米国ETF投資信託と同じように端数までキッチリ買えるものとします
  • 為替については考慮していません
  • 面倒なので1ドル100円とします。
  • 100ドルスタートで100ドル毎月積立とします。

 

で、今回本格的にやりたいことを書きます。

 

真にやりたいこと

  • 「セゾングロバラ」を買ってからその後短期間で売って、その売却額を他の銘柄に入れたい
  • 「セゾングロバラ」を購入した瞬間から長期運用しようが短期だろうが、「信託財産留保額」の0.1%が確実に発生するのでそのコスト分は支払うことはいとわない。短期の方が確実にお得。何故なら長期運用をすればその分の「利益」にも0.1%のコストが発生するため。
  • 売却後、他の銘柄に投資して約1年間だけ積立投資を行う。毎月積立。
  • 1年後にプラスなら全額売却して最初に戻る。マイナスなら普通に積立を継続。
  • ようするにリスクとリスクをある程度抑えた運用にしたい。

 

こういうことをしたい。なお、「世界恐慌」だろうが「ITバブル崩壊」だろうが、大き目の暴落時にドルコスト平均法を用いた場合、すべからく「3~6年間」は積立額に戻ってきませんでした。

 

逆に言えば、「ドルコスト平均法」を用いれば、レバレッジを効かせても「3~6年」あれば戻ってくるのです。「世界恐慌」だと6年、他の暴落の場合は「3,4年」程度と言った所でしょうか。※先ほどリンク張った過去検証記事より

 

そして「大暴落」というのはそうそう起こりません。最近は結構起こってますが、大体10年に1度と言われています。

 

つまり、レバレッジであれば1年程度でも全額売却してしまえばそこそこな利益になり、むしろ運用益が増すことからむしろ等倍商品を積み立てるより安全なんじゃないかと思っています。結果が悪かったら諦めてプラテンするまで積立を「3~6年間」行えばいいのです。これは等倍商品もレバレッジも同じ期間要するので、時間的にはほぼ変わらないためです。

 

 

但し「ドルコスト平均法」×「レバレッジ」の最大の欠点は、投資人生の最後に暴落したら今まで雪だるま式に積み上げてきた投資額が一気に失われる可能性があることです。であるならば、1年に1回程度の頻度で全部売ってしまえばリスクはかなり抑えられるという見立てです。

 

 

 

と、長々書きましたが、そろそろ実際に積み立てたらどうなるかを見て行きましょう。

 

ただ注意点。「セゾングロバラ」は日本の投資信託であり、米国株と売買日が異なります。面倒なので日付はきっちり併せていません。なんとなくの空気感だけ分かればOKとして見て頂けると助かります。

 

 

2007/3/15~2020/7/2のドルコスト平均法結果

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終結

  • QLD:10.62倍
  • SSO:3.53倍
  • IVV:1.93倍
  • セゾングロバラ:1.50倍
  • 米国積立額:16100ドル

 

営業日の関係からセゾングロバラの結果は見た目より良くなっている点ご了承ください。

 

セゾングロバラは営業日のずれから最後にしわ寄せで横線になってますが、「コロナショック」の値下げも通っているので、最後に凹んでいる部分を見て頂ければと思います。

 

 

 

さて、全体的にはやはり「セゾングロバラ」は結果が悪いです。というのも、2008年からの10年間右肩上がり相場だったのでそれは「セゾングロバラ」の結果が悪くなるのは仕方ありません。何故なら右肩上がりこそ、株式の値上がり率が債券を上回る独壇場だからです。これについては「セゾングロバラ」に謝罪します。右肩上がりは債券に不利な時期でしたからね。株式100%が正義の時代でした。

 

では、「リーマンショック」前後を見れば今回の目的が達成できるのではないでしょうか。暴落開始前と開始後を見れば、債券を含んで暴落に強いと思われる「セゾングロバラ」は真価を発揮するのではないでしょうか?

 

というわけで、開始時期をズームアップします。2011年の4年間を見て見ましょう。リーマンショックは実際は「2007-10-09」から発生していますが、まずはこの結果から見ます。

 

2007/3/15~2011/3/14のリーマンショック時の結果

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終結

  • QLD:1.56倍
  • SSO:1.21倍
  • IVV:1.13倍
  • セゾングロバラ:0.94倍
  • 積立額:4900ドル

 

営業日の関係からセゾングロバラの結果は見た目より良くなっている点ご了承ください。

 

それでも予想外の出来事が起こりました。確かに、セゾングロバラと米国株で営業日が異なるので若干グラフがずれる点はご了承頂きたい点ではありますが、明らかにセゾングロバラ暴落時期であるにも関わらず結果が悪いです。

 

株式+債券のバランスファンドは債券を含めることで暴落に強いとされています。それなのに結果が悪い。

 

そしてなにより、2008年の大幅に下落した時期を見ても、「IVV」と全く変わりがないと言うのです。これでは「セゾングロバラ」の「株式:債券」の両方持ちの利点が上手く活用できていないと言えそうです。

 

 

さて、話は変わって最初に元本復活したのはQLD。「リーマンショック」時はITは影響が低かったことと考えられます。その手前の「ITバブル崩壊」で壊滅してるので、既に落ち切っているIT分野。このリーマンショック時は流石にそこまで落ちなかったということだと思ってます。

 

続いて「IVV」と「SSO」がほぼ同時に2010年8月ぐらいに積立額以上をマークしています。この点を見ても大体「3年目」で概ね元本復活しているのが分かると思います。2倍レバレッジと等倍で比較してもほぼ同着で復活です。

 

やはりこの点から見ても、「ドルコスト平均法」×「レバレッジ投資」の相性の良さは抜群だと思ってしまいます。

 

そして「債券」を含めている「セゾングロバラ」がまさかの最下位。正直予想してませんでした。絶対前半は結果良くなると思っていたのですが・・・。下落相場時は等倍商品ですのでIVVと似たり寄ったりです。もうすこし結果が良くても良い気はしないでもなかったのですが・・・。

 

なぜこのような結果になってしまったのでしょうか。

 

ここからも私の見解ですが、「債券」は暴落に強いとされていることが逆に足かせになってしまったのではないでしょうか。つまり、地味に安くならなかったことから「ドルコスト平均法」による積立時に「安く」買えずに、復活時期である右肩上がり期では「債券」が足かせになって復活に時間がかかったということです。

 

これは私が勝手に考えたことです。他の理由として米国以外にも確かセゾングロバラは投資しているので、そのほかの国の回復が遅かったからというのがあるかもしれません。

 

が、それでも「債券」を混ぜた「セゾングロバラ」はドルコスト平均法」との相性は良くないと思われます。

 

これはそのほかの「バランスファンド」も似たような動きになる気がしています。

 

何度もお伝えしていますが、「ドルコスト平均法」の最大の欠点は、利益が十分乗った終盤に大規模な暴落が来たら回避不可能ということです。雪だるまで連なった額が、最終暴落が発生することにより、毎月の積立額で安価に買えてももはや何の足しにもならないということです。

 

その最終局面手前においては確かに「セゾングロバラ」を持つのは安全かもしれません。例えば長期運用30年として、その最後の5年目ぐらい、かつ、その時大きな暴落が無かったら、「株式100%」から「セゾングロバラ」に一括スイッチする、とかいうのであれば判断としては間違いではないと思います。

 

が、運用最初期から「セゾングロバラ」×「ドルコスト平均法」で行くのはやはり今回の検証からも誤っていると言わざるを得ません。

 

一応、暴落が始まった瞬間からやってみましょうか。直近高値の「2007年10月9日」からスタートしますので、その後の4年間を見て見ましょうか。

 

2007/10/09~2011/10/08の結果

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終結果は割愛しますが、やはりセゾングロバラの結果が悪いです。そしてSSOとIVVの復活時期はやはりほぼ同時と考えていいでしょう。

 

ということで、今回の検証でやはり私は「ドルコスト平均法」と「レバレッジ投資」の組み合わせはとても相性が良いことを確信しました。

 

さて、ということで結論としては「セゾングロバラ」を「ドルコスト平均法」で「長期間」持つ理由が無くなりました。

 

上記の結果を踏まえて、私の今後の方針をまとめてみます。

 

改めて今後の運用方針

  • 極力「赤字」にならないように運用したい
  • ドルコスト平均法」と「レバレッジ投資」の相性はいいが、雪だるま式に増えると非常にリスクが高まるため、黒字であれば1年に1回売却を行い「リフレッシュ」する。
  • 大規模な暴落は3~6年は耐え忍ぶ必要があるためそれが可能であればその分の積立総額を考慮しておく。
  • ともあれ「セゾングロバラ」は投資後に売却する方針は変わらない。年1回なのか3ヶ月に1回なのか1ヶ月に1回なのかは決めてないが、ともあれ売却はする。信託財産留保額0.1%を支払って解約しているので何ら悪びれる必要性は無い。
  • 実は「tsumiki証券」は初年度から投資額の0.1%のポイントバックが得られるため、実質ほぼ無料で解約が可能だったりする。「tsumiki証券」自体の制度は素晴らしい。
  • レバレッジ商品はその商品自体のリスクにより償還リスクが伴う。そのため2倍レバレッジ程度までを対象として投資した方が良さそうだけど3倍の方が効率が良さそうだからもうちょっと悩む。
  • 希望は「iFreeレバレッジNASDAQ100」だが、バブル崩壊に伴い商品自体が消失する可能性を考慮して「iFreeレバレッジS&P500」も視野に入れる。

 

こんなところでしょうか。正直、iFreeレバ「S&P500」か「NASDAQ100」かは非常に悩んでいます。大規模暴落における償還という観点で言えば、私の考えではNASDAQ100よりS&P500の方が少ないはずです。理由は、

 

  • サーキットブレーカー(1日の最大下落幅)の発動条件がS&P500の下落率に連動しているため、ハイテクセクター単体だと1日の最大下落幅がS&P500のそれより大きく下がる可能性がある
  • 3倍レバレッジ商品は1日に33%以上下落すると恐らく償還される。100%を超えるので。但しS&P500なら1日の下落率による償還はほぼ無い想定。
  • そして2倍レバレッジは1日に50%以上の下落が必要だが、たとえNASDAQ100が大暴落したとしても1日に50%落ちるとは考えられない。つまり、QLDの2倍レバレッジであれば、1日で一瞬のうちに償還されることはほぼ無いと考えられる。
  • その他の償還リスクとして、1日ではなく世界恐慌レベルに99.9%以上下落するとか、運用会社が破たんするレベルまで行ったらアウトだと思っているが、すべからく等倍でもなんでも皆破綻してるからもういいんじゃないかな。世界の終末!

 

なので、2倍レバまでなら多分下落による償還は、たとえハイテクセクターでも大丈夫じゃないかなと思ってます。それであれば「ドルコスト平均法」で復活可能であるため、やはり「NASDAQ100」が良い気がしています。

 

むしろ大きな「大暴落」を期待しても良いぐらいです。「ドルコスト平均法」はその特性上、「ボラ」が激しいのが最も得意な投資方法なのですから。大暴落からの復活は中規模な暴落規模のセクターより明らかに大きな暴騰になりやすいです。であるならば、「ボラ」が激しい2倍レバレッジのNASDAQ100であるQLD,「iFreeレバレッジ NASDAQ100」が有力です。

 

iFreeレバのS&P500は総口数が少ない、つまりお客さんが少ないんですよねぇ・・・。30億口数無いと普通に投資信託のサービスが終了するという別のリスクもあります。NASDAQ100は確か60億口数を超えていたはずなので割と余裕が出ています。

  

 

話が脱線しました。

 

 

ということで、今回の結論としては「セゾングロバラ」×「ドルコスト平均法」の組み合わせは初期~中期にかけて相性が悪く、「ドルコスト平均法」ではなく、投資人生最後の5年間とか大暴落が来る前にスイッチすることを目的とした方が良い商品だなぁと思いました。

 

ただ、最後の最後に大金を「セゾングロバラ」にスイッチして人生最後の解約時に解約手数料0.1%取られるのは如何なものかと思いますが・・・。

 

一応グロバラの良い点をフォローすると、運用最後の5年目か、最初の最初、「ドルコスト平均法」は使わず、全額一括で「セゾングロバラ」にぶち込めば、リバランスの手間も無くドルコストする必要もないので案外結果はいいかもしれません。何故なら債券と株式を勝手にリバランスしてくれるからです。

 

上記の方法であれば、少なくとも「ドルコスト平均法」×「VOO」を同時期に採用するより結果が良くなる可能性は十分あります。多分ドルコストするより良い結果の方が強いと思う。ただ、一括は怖いのと、その「一括投資」する資金がその時代にあるのかという点で本当に難しい問題だと思います。普通はお給料から毎月積立ますからね。

 

歴史が浅いので何ともな話ですが、単純に「ドルコスト平均法」と「株式+債券」の相性の悪さは分かりました。

 

よって、10年以上の運用を目標としている人の中に、「バランスファンド×ドルコスト」を現在している人は一考の余地ありです。10年運用するのであり、かつ、ドルコスト平均法を採用するなら株式100%でいいと思っています。

 

逆に後5年で投資運用人生終えるなら流石に株式100%はギャンブルが強くなりますのでオススメしづらいです。むしろ辞めた方が良いまである。10年は少なくとも欲しい所ですね。暴落しても安く買えますし最悪最低の暴落である「世界恐慌」でも「ドルコスト平均法」なら約6年で復活できますから。

 

後は運用年数が残り5年程度となった辺りで債券組み入れ銘柄に切り替えたらいいのです。そこに到達するまで暴落があったとしても、株式の「フッ」とした右肩上がりのパワーがあれば債券組み入れよりはかなり優位を取れると思います。

 

 

 

 ということで次回、というか準備が出来たらの予定ですが、レバレッジ商品を毎年1回売却するときに積立投資額のxx%以上の価値だったら売り、未満ならxx%以上にになった売るようなシミュレーションスクリプトを作成して記事にしたいと思います。等倍商品も登場させる予定。

 

先程記載したレバレッジは本当にドルコスト平均法、といか、積立投資と相性がいいかを改めて確認できるはずです。

  

というわけで、長文で失礼いたしました。今回はここまでと致します。

 

 

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3倍レバレッジ投資結果とTMF追加報告(2020/7_4週目)

こんにちは。okometsubuです。

 

毎週木曜日にお送りすることになった感じの3倍レバレッジ投資結果のお時間がやってまいりました。

 

というか普通に忘れてて大急ぎで泣きながら書いてます。もう寝たい。とりあえず、結果載せちゃいます!

 

 

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各国通貨単位合計:117,926.97USD
円換算額合計  :12,598,136円

 

前回損益   :7,305.71USD
前回損益(円):542,623

今回損益   :12,847.10USD
今回損益(円):1,075,043

 

まいったなぁ・・・1週間寝て起きたら50万円も儲かっちゃいました。

 

私は2番底おじさんなのに本当に申し訳ない。まだ2番底来ると思ってますよ!いやぁ苦しい苦しい・・・!

 

しかしなんでこんな伸びてるんでしょう???

 

なんだこの株高はぁ!?

せっかくだから、俺はこのTMFに賭けるぜ!!(コンバット越前風)

 

ということで、つい先週ぐらいにちらっとお伝えしました「TMF」に投資しました。

 

が、つい3日ぐらい前、またまたTMFの買い増しを行いました!

 

 

括目せよ!これがTMF追加購入履歴だ!!!!

 

 

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何故かSPXLの購入履歴もありますねぇ・・・。

これは一体どういうことなのでしょうか?

 

 

というのも、過去検証記事でSPXLとTMFの割合を持つのが素晴らしいという記事を書きました。覚えていますでしょうか。私は筆者なのでかろうじて覚えていました。

 

普通の人は忘れている・そもそも読まれていない記事のはずですので、親切な私が過去検証記事のリンクを張っておきますね!!!!

 

okometsubulog.hatenablog.com

超ザックリ各シチュエーション毎の早見表

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私は「2番底おじさん」であります。2番底おじさんということは、暴落相場がこの後来るという読みをしているのですね。で、暴落が発生する場合、普通は金利が下がるのです。であるならば、TMFはまだまだ有益である可能性が高いと考えています。

 

暴落がこなくても、今のコロナショックで倒産しまくりの実体経済です。そうやすやすと金利を上げることは無い読み!(※素人考え)

 

つまり、上記引用の図の真ん中から右下辺りのどれかになるかなぁと言った具合。

 

ただ、本当に2番底くるのか・・・?という思いも多少はありますので、今回TMFを購入する際にSPXLも混ぜた次第で御座います。

 

本当はSPXL:TMFを20:80の割合で同時に買おうかと思ったのですが、

 

「2番底は来る・・・・・・!

 来るが・・・・・・今回 その時の指定まではしていない・・・・!」

 

というのが頭の中をよぎりまして、まだなんか2番底来る雰囲気じゃないなぁとか思ってしまい、「SPXL:TMF=32:64」で購入した次第で御座います。

 

ただ、上記画像はSPXLがかなり多めに買っているように見えますが、この画像の前、先週の時点ですでにTMFを多めに購入していましたので、それを併せてキッチリ32:64になるように調整して上手く買えました。

 

実際の購入結果としてはこちら!!

 

■7/14購入時

TMF TMF株数 TMF合計
41.87 62 2595.94

 

■7/20購入時

TMF TMF株数 TMF合計
43.0581 80 6040.588
SPXL SPXL株数 SPXL合計
46.47 61 2834.67

 

合計購入価格:8875.258ドル (※約95万円)

 

TMFが値上げした後に買ってます。仕方ないね。ここはもうやむを得ない。

 

で、SPXLとTMFの購入時と現在を比べると、

 

SPXL:46.47 → 48.60(+4.58%)

TMF:42.53(購入平均) → 43.91(+3.24%)

 

となっています。

 

おや?

おかしいですね・・・。

 

SPXLとTMFは値動きが逆になると言われていますが、両方とも株価を伸ばしたじゃあ ありませんか!!!!

 

TMFは高値の時の株価を計算しても1%以上も黒字ですよ!ずるい!!

 

みんなこんな美味しいものを食べて過ごしていたなんて・・・!!

 

それもそのはずです。

私はこの性質が過去検証した上で上記の結果は十分ありうるな!?

と思ったから今回購入に至ったのです!!

 

しかしながら、いきなり結果が見られてほっこりしていますよ ほんと!!

 

で、投資金額ですが、本当は130万円を投資すべくドル転したのですが、32:64の数字合わせに躍起になってしまい、すっかり30万円分追加投資できるのを忘れてしまいました。割とかなりガッカリしています。

 

というか、やっぱり米国株買うとき夜遅くまで起きなくちゃいけないから辛い。普通に眠くて30万円部分の計算漏れちゃいましたよ。辛い。

 

まぁいいでしょう。私は今回32:64で購入しましたが、ぶっちゃけSPXLとTECLが大量に保有しているので、ポートフォリオ全体からしたらたった数パーセントぐらいしかTMFはありません。

 

ので、今後はTMFが購入時より大分下がったらまた買い増しをする予定です。来ない気がするけどそれならそれで仕方ない。SPXLへの追加投資はノーセルバリュー平均法とかに任せる予定。暴落来たらもっと大変な下げになるはずだから急ぐ必要は無いのです。

 

暴騰の場合はゆっくりなので、TMFも緩やかに下落してくれることを期待しての事。TMF側への追加投資であればちょいちょい入れてもいいかなと思った次第。

 

なぜ今回130万円投資したかったかというと、今現在私は「SPXL:現金」を70:30のポートフォリオで投資をしている雰囲気になっています。そのうちの現金の一部の半分ぐらいを「SPXL:TMF」に投資して、検証がてら利益を得ようという人間の浅はかさ丸出しの投資方法をしたというわけだ!!!

 

だって「SPXL:TMF」のリバランス、凄くいい結果だったんだもの・・・試してみたくなるじゃあないか!!!!

 

ただ、全部を全部現金をTMFに変えるとなると「金利」が仮に上昇したら怖いなぁというリスクが追加されてしまいますので、まずはお試し、「現金」の一部をSPXL:TMFにしたというわけです。

 

現金部分全部これにしても良かったかもしれないけどやっぱ怖いです。現金は現金で「金利上昇」時に一番強いですから、持つのもリスクヘッジになります。さっきの図の上がわの部分ですね。

 

 

さて、このSPXLとTMFの両方買うときの良い所は、暴落しても暴騰してもどっちでもいいぞ!!という強い気持ちで両方同時に買えることです。私は今回迷いなくイキナリ買えました。ある程度どっちになってもいいぞ!という信念がありました。

 

そういう割合となる32:64にしたのもあって本当に気兼ねなく買えています。

 

ただ、本音は20:80で持ちたかった。じゃあ今からTMF買えばいいじゃないか、となりそうですが、微妙に株高になってしまってTMFだけを買うのはなんか変じゃないか?という気になって躊躇しています。本当に大暴落が来たら多分、32:64では赤字になると思います。

 

真に絶対に「2番底が来る」と信じてやまないならTMF100%、ほぼ間違いなく来る気がする!という程度でしたら20:80がよろしかったかなと思います。20:80が良かったかなぁ。ちょっと後悔。

 

ただ、それは今日、明日で暴落が発生したらの話です。後数ヶ月間猶予があって、SPXLとTMFが株高になってくれたらそれはそれでクッションが成立するので32:64が正解になりうる可能性はあるのです。

 

もうここまで来たら運ですね。というかまだ暴落するなよ!って気持ちになってしまったよ畜生!結局リスクを取っただけじゃないか!?

 

でもまぁちょっと残念ではありますが、いうほどリスクでもない気がしないでもない。そんな検証記事はこちら。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

なので、時間に余裕があったらこのポートフォリオの結果も伝えられたらと思います。SPXL:TMFの割合結果は(主に私が)気になる所であります。

 

というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

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エポスゴールドカードのインビテーションが届きました!

こんにちは。okometsubuです。

 

8ヶ月前からコツコツと積み立てていた「エポスゴールドカード」のインビテーション、ついに来ましたよ!!!

 

いやー、長かった。かな?1年以内だから割と早い方ではあるか。

 

以下始めた時の過去記事です。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

以下パソコンのブラウザでエポスサイトにログインした後にイキナリ表示された画面。やったね!!

 

 

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「エポスゴールドカード」とは、通常年会費を払う必要があるのですが、ある特定の条件を満たすと「インビテーション」、永年年会費無料で受け取ることができる案内がくるのです!!

 

この「特定の条件」が未公開でありながら、色々な情報をGoogle先生に聞いたところ、大体以下のような感じでした。

 

インビテーションを貰える条件っぽいもの

  • 6ヶ月で10万円使えばOKな人もいる
  • 月額費等の固定費を払うと貰える可能性があがるかも?
  • 1年で50万円使えれば大体来る
  • 但し、1年で100万円以上とか大金使うとS90の罠にひっかかり、インビテーション自体がこなくなるので大金は使わないように調整する

 

とまぁこんな具合です。で、私はどうやってインビテーションをゲットできたかを書きます。

 

「tsumiki証券」に毎月2万円を投資することでその10万円を捻出しました。後は外食や2末尾200円代だったときに限りショッピングでカード払いをしました。7ヶ月目の時に合計で15万円程度を達成しました。

 

が、7ヶ月経っても貰えませんでした。ということで「tsumiki証券」の投資額をかなり上げたところ、無事8ヶ月目の今回インビテーションを頂けたということです。ということで、8ヶ月で20万円程度でした。月額支払いは「tsumiki証券」のみであり、後はちょこちょこ200円区切りの商品を買った時にだけ使いました。

 

このゴールドカードのすばらしさは以下のものがあります。

 

エポスゴールドカード最強伝説

  • 特定の3サイト迄ですが、1.5%還元を受けられる。(※但し200円単位で3ポイントなので200ポイント毎なのは注意)
  • 1年に100万円を使うと1万ポイントボーナスで貰える。つまり、最大1%後から追加で貰える!50万円なら0.5%追加!
  • 家族に対しても年会費永年無料のゴールドカードを発行でき、更に「ファミリーボーナスポイント」で100万~300万円を家族合算で使用するとそれに応じたポイントが更に追加される!
  • リボ技を使うことで、あわよくば還元率を0.5%追加できた。が、今年10月で封印される見込み

 

家族間については以下公式サイトで詳細確認できます。実家にちょっと送ろうかなと考えています。「ファミリーボーナスポイント」も1人が年100万円使えば1000ポイント戻ってくるので、家族がどう使おうが関係なしでやれるのも良さそう。しかも最初に紹介したら2000ポイントもらえるっぽいし、かなり良い感じじゃないでしょうか。

 

エポスファミリーゴールド|クレジットカードはエポスカード

https://www.eposcard.co.jp/family_gold/index.html

 

本当なら「エポスファミリーゴールド」で家族を紹介する前に、「エポスカード」をポイントサイトやエポス公式でたまにやってる「友達・家族紹介」キャンペーンでポイントをより多くゲットしてから、「エポスファミリーゴールド」を改めて申請するのが一番お得っぽいです。

 

が、もし廻り回ってやった後に審査に通らなかったら悲しいので今回は素直に「エポスファミリーゴールド」だけ家族分申請しました。

  

そんな中、非常に残念なお知らせがあります。

 

最後の最後、「リボ技」というのがありまして、端的に言うと「0.5%」の還元率があがる裏ワザがあったんですね。もう改悪されるので過去記事リンクは貼りませんが、それの「穴」が2020年10月にふさがれるとのこと。

 

以下たわら男爵さんのブログより引用させて頂きます。

 

【悲報】エポスカードの還元率が改悪(10/1~) - 40代でアーリーリタイアしたおっさんが たわら先進国株でベンツを買うブログ

http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1796.html

ソースはこちら。
https://www.eposcard.co.jp/news/200630.html

つまり、現時点では1回払いだと200円で1ポイントのところ、リボ払いにすれば200円で2ポイントが付与されます。
しかし、10月1日からは、1回払いでもリボ払いでも一律200円で1ポイントに変更されます。

なお、「2020年10月1日以降(ご契約日、リボ変更・分割変更ご利用日)」と記載されていることから、今回の改悪は明らかに冒頭のリボ技を封じる目的であることが分かります。

 

オーノー・・・。

 

まさに今から始めようとしていたので残念です。が、私は元々「電気・ガス・水道」の固定費に使う予定でしたので、元々リボ技は使えませんでした。リボ技が使えるのはショッピング等で普通に買い物した時の物じゃないと使えません。tsumiki証券の投資も対象外ですので、リボ技が使えなくなっても別にいいかなって感じです。ちょっと残念ですけどね。

 

 

で、ここからが本題と言いますか、なぜ私は最初から「tsumiki証券」に5万円/月を一気に投資しなかったのでしょうか。6ヶ月で10万円というギリギリのラインで達成したかったという理由は何でしょうか。

 

それは「年間ボーナスポイント」にありました。

 

年間ボーナスポイントについて

これは先ほども記載しましたが、「エポスゴールドカード」を所持すると、年間100万円使えば1万ポイントもらえるボーナスポイントとなります。

 

で、エポスカードで使った金額はエポスゴールドカードに引き継がれるかよく分かってなかったんですね。風の噂では使用した金額は引き継がれ、「1年+○ヶ月(エポスカードを使った月数)」で100万円を目指せばいいとか、心機一転、ゴールドカードを得た瞬間から0円スタートとなる、等々です。

 

どちらのケースにおいても、「エポスカード」で大量にお金を投資してしまうとかなり勿体ないことになりそうと判断したため、ギリギリまで投資額をケチったというわけです。

 

そしてその考えはビンゴ!実際にエポスNetにログインしてみたところ、「年間ボーナスポイント」の合計額が「0円」となっていました!以下その画像。

 

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で、実際公式サイトを見たところ、「エポスゴールドカード」を受け取った月から開始とあったので間違いないでしょう。

 

つまり、私の手元にはまだ多くの資金があるので、これをもとに100万円を目指せばいいことになります。よって、「tsumiki証券」には5万円/月を今後は投資するので60万円/年は使います。残り40万円は光熱費と保険料(※主に個人年金)で100万円を目指せればOKとなりました。個人年金は正直辞めたいけど、最悪人間としての生活ができるレベルのお金と考えればまぁいいか・・・。以下過去記事。金融リテラシーが身に付く前に契約してしまったもの。今からやるもんじゃない。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

 話が脱線しました。

 

というわけで、皆さまにおかれましては、「tsumiki証券」で「エポスゴールドカード」を取り、かつ、「年間ボーナスポイント」を得たいと思っているなら月5万円で一気に投資せずに、ギリギリ半年で10万円を超えるぐらいが良い気がしています。

 

ただ、最初からガツンと5万円入れることで早期に「エポスゴールドカード」を得られるかもしれないし、ここは運です。条件がハッキリしていないので仕方ありません。

 

私の様に毎月2万円程度に抑えて、7ヶ月目にゴールドカードが来なかったら5万に増やすことでギリギリ1年に50万が可能な範囲になるかなと思います。※他に買い物する必要はありますが・・・

 

投資した金額はプラスなら都度売却してもいいと思いますし、そのまま積み立てても問題ないと思います。私は「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」に投資していますが、腐ってもセゾングロバラです。そう酷いことにはならない想定。債券が混ざってますから。

 

キッチリ儲けたいなら、株価が大きく下がった時にあえて売却して、その売却益をすべて「インデックス投資」に切り替える運用が良いんじゃないかなと思ってます。なぜなら「株式100%」の方が暴落には弱く、債券を含むセゾングロバラをスイッチすることで、より安価にインデックス投資株式100%を購入できるチャンスに早変わりするからです。但しもっと落ちる可能性は否定しませんので難しい部分ではあります。

 

逆に株高の時に株式100%の信託商品にスイッチするとパフォーマンスが落ちるのでそのまま積み立てても良い気はしてますし、だったらそこで一回全部売却して現金で持っててもいいと思います。

 

この方法はあくまで「エポスゴールドカード」の100万円到達用資金なので、銀行に預けるより「マシ」だと思える投資方法ならではです。

 

「tsumiki証券」からスイッチする件について検討した過去記事はこちら。ほぼ雑記。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

今ちょっと考えてるのは、株高だったら年1回ぐらいで解約して、株価が大幅に下落したらしたで、債券が混ざってるのでそこまで下がらないし、毎月数万円を4,5年続ければ確実にプラスになると思う(※ドルコスト平均法のため)ので、その時だけホールドで買付を続けるので良い気がしています。債券混ざってるのでそこまでひどい結果にならないはずです。※高金利化して債券崩壊したら知らない。

 

と、ここまで書いたのですが、本当にそれで大丈夫か気になってきました。そもそも、「セゾングロバラ」って「ドルコスト平均法」と相性が良くない気がしてきました。

 

何故なら株式+債券の合わせ技の銘柄なので、安くなりにくく、高くなりにくいので「ドルコスト平均法」の利点が活かせません。つまり相性が良くない気がする。それなのに、tsumiki証券は最大月5万円しか投資できないので「ドルコスト平均法」を採用せざるを得ません。商品の特性上、「セゾングロバラ」は初手一括投資向けの商品だと思われるのに、です。

 

これについては次回の記事で過去実績を踏まえて記事にしてみましょうか。

 

私は「積立投資」×「レバレッジ商品」は非常に相性が良いと過去検証から思っているため、その際はレバレッジ商品も加えてみます。自分の中で恐縮ですが、なんだか楽しくなってきました!

 

と言った所で、今回はここまでと致します。

 

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インデックス投資結果(2020/7_4週目)

こんにちは。okometsubuです。

 

今週のインデックス投資結果という名の雑談回。完全にゲームの話なので分からない人はスルー推奨。

 

先週ぐらいにPS2ゲームの「SIREN」がやりたくなってまたちょこちょこやるようになりましたが無事クリア。3,4週してるゲームですし、SIRENRTA動画を参考にしてプレイしたらセーブデータで3時間30分ぐらいでクリアしてしまいました。

 

第2条件全部クリアしないとゲームクリアにならないと思っていたらそんなことは無く、SDKのマップを丸々1つ飛ばしたりいくつか攻略に必要なアイテムを無視して強引に突破したりと新しい発見が出来て楽しかったです。※但し初見でやると世界観が若干崩壊する

 

以下SIRENRTA動画。RTA in JAPANのイベント中の生配信でこの完成度はヤバイ。ホラーゲームなのでリンク先注意。

 

RTA in Japan 2019: SIREN

https://www.youtube.com/watch?v=goce0VOnHIY

 

 

で、クリアしたからSIREN2も久々にやろうかなぁと思ったけどちょっと躊躇してる。いや、両方大好きだし面白いんだけど、屍霊とか闇霊とかの雑魚が大量に沸いてイライラしながら進んだのを思い出してちょっと面倒だなぁと思って躊躇してます。

 

SIREN2はゲーム発売前のコンセプトというかプロトタイプの画像が非常に怖くて

こんな怖そうなゲームに手を出したら心臓発作で氏ぬんだが!?

と内心びくびくしてたら、実際発売されたゲームの敵キャラが発売前とそこそこ変わっていて、発売日前の気味の悪さ・怖さが無くなっていてアレ?って思った作品です。

 

当時の画像無いかなぁと思ったら保存してたから見直してみた。やっぱり怖いわ発売前の画像。さすがにアップロードはしないけど、赤い水の上を「闇人」(※新敵キャラ) の列が並んでる画像がかなり怖かった。顔も赤ん坊みたいな感じで超怖い。自衛隊の人がヘルメット被りながら銃乱射してる画像も恐怖心をあおりたてられた。自衛隊で機関銃をもってしても勝てなさそうな、そんな絶望的な画像。

 

SIREN2 IGN」で画像検索したら割と見つかったので懐かしみたい人は見ても良いかも。初見の人はどれが発売前画像か分からないので見る必要無し。

 

で、実際ゲームをしてみると敵キャラである「闇人」はライトを当てるだけで怯むし、なんなら傘が武器でも普通に倒せるというなんだかなぁ~っていう感じに仕上がってしまっていた。傘って・・・。SIREN1も裏ワザ使えば倒せたけどこれは真正面から普通に傘で倒せるゲームになっていた。

 

銃を使ったらもっとあっさり倒せる。敵は弾薬無限なので、あえて補充させてから倒して奪うことで弾薬を補充することすら可能だ。

 

それも無理はない。初代SIRENが難しすぎて攻略情報無いとやってられないという状況からプレイヤー人口を増やすべく難易度を下げた工夫が至る所に取り入れられたからです。

 

とはいえ十分怖かったんですけどね。怖かったけど、なんというか、1つのシナリオのプレイ時間が長いのと、敵がわらわら出過ぎて面倒くさいというのがSIREN2の印象に残ってしまいました。なのでやり慣れたら1の方が好きだったりする。

 

どっちもストーリーとか考察、タイムチャートやザッピングシステムは神がかって滅茶苦茶面白いので物語とか雰囲気を重視する人には本当にオススメしたい。SIREN1は攻略必須ですが2なら普通に攻略無しでも行けるはず。

 

そんなSIREN、新作を作りたいという意向はあるものの予算が下りないらしい。無理もない。ジャパニーズホラーゲームは普通に売れないです。私はというと、SIREN:NT目的でPS3と同時に買ったけどちょっと失敗したなって思ってる。PS3を買うほどまでのゲームじゃなかった。いや、NTも面白いんだけどね。本体買ってまでって感じじゃなかった。ので発売されても慎重になりそうなのもマイナスポイント。

 

NTも面白かったしまたやりたいとも思うのですが、新型PSを買ってまでやりたいかというとうーん。実際発売されても動画と評判見てからになりそう。動画で面白そうだったら普通に買い。

  

と、ゲームを、ましてやホラーゲームという特定の人にしか分からないことを書いて読者を置いてきぼりにしつつ、今回のインデックス投資結果を投下していく。 

 

 

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前回の評価額合計:2,571,536

現在の評価額合計:2,598,399

現在のトータルリターン:+345,556 円

利率:13.30%

 

また資産が伸びた。もう勝手にしてくれ。

 

何時も何度も言ってるかもしれませんが、日々の結果なんて長期投資家からしたら意味が無いんです。なのでゲームの話をしてた方がよっぽど有意義な時間を過ごせることでしょう。※但し読者は減る

 

私のインデックス投資は今の所、「ドルコスト平均法」による積立しか行っていません。それもまだ初めて2年ぐらいです。なのでここで急落しても急騰しても特に問題も無く積み立てるのみです。これが20年後とかだったら話は変わりますが、今は粛々と見守るだけとなることでしょう。

 

 

というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

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SPXLとTMFリバランス効果を検証します_その4(まとめ編)

こんにちは。okometsubuです。

 

毎週月曜日朝7:00放送中の大人気番組

ぶらり先進国株式下車の旅(レバレッジ切り替え編)」※インデックス投資結果発表

を明日に延期して本記事をお送りします。

 

今回は過去記事の総まとめとなります。検証は行いません。私の所感と今後の投資先を検討する回となります。まったく参考にならないことが予想されますので忙しい人は見ないでいいと思います!

 

以下過去記事です。この3つを見ることが前提のお話になりますので面倒ですがしっかり見ましょう!

 

 

SPXLとTMFリバランス効果を検証します_その1(金利上昇期編) - 日々の生活をがんばるブログ

SPXLとTMFリバランス効果を検証します_その2(金利ヨコヨコ編) - 日々の生活をがんばるブログ

SPXLとTMFリバランス効果を検証します_その3(暴落時編) - 日々の生活をがんばるブログ 

 

 

さて、「金利上昇期」「金利ヨコヨコ期」「株価暴落期」の3つのパターンを検証しました。「金利下降期」はあえて検証していませんが、過去の検証でSPXL:TMFのリバランスが非常に素晴らしいことは分かっているので割愛しています。強いて言うなら以下の過去記事が該当します。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

ではこの超低金利時代、TMFについて今から投資する場合、どのような考えで行えばいいのでしょうか?というのをまとめます。

 

つまり、TMFをどういった目的で持つかと言う視点でSPXL:TMFの割合が変わるでしょう。

 

ではTMFをどのぐらい持つのがベストなのか?という件について各項目の属性をまとめました。ゲーム脳的なまとめです。

 

各状況における投資先の有利不利まとめ

あくまで過去検証結果からの所感です。どうぞ、お納めください。

  • 今後金利が上昇する読み=SPXL△、TMF×、現金○
  • 今後暴落が発生する読み=SPXL×、TMF、現金△
  • 今後金利がヨコヨコ展開する読み=SPXL○、TMF△~○、現金△~○

 

こんな感じでしょうか。結局、三者三様の結果であるわけですから、これらの内どれか1つを読んで投資する形にならざるを得ないのです。ここはもう相場経験が必要だったり、もう完全に「運」や「感」に任せてどれかを選ぶ形になります。私は「運」と「感」に任せざるを得ませんのでそれに賭けるしかない!!

 

もしくは、上記2つ組み合わせた未来予想も可能です。

 

ただし「暴落」と「金利上昇」は組み合わせ不可と言う認識。何故なら暴落したら金利が下がることが歴史的に証明されているため、「金利上昇」読みをしつつ「暴落」とはならないでしょう。さすがに両極端すぎますのでどちらか片方を選ぶことになります。

 

金利ヨコヨコ」と「金利上昇」も組み合わせ不可ですね。というわけでこれらを除いた形で2つの組み合わせを選択すればOKと思います。そうなると、

 

「暴落」or「金利ヨコヨコ」のどちらか読み

 

の組み合わせだけがギリギリ予想可能となりそうです。暴落が発生したら金利は下がるものですが、この2つの組み合わせであれば、両方のケアができるといった具合です。つまり、「or」で対策が可能というわけです。どっちも怖いから両方ケアしよう!という考え方がギリギリ可能というわけです。

 

ということで、各シチュエーション毎の投資方法について私視点で大胆予想します!!!

 

あ、ここからのまとめは、あくまで今からサブ的に追加投資する場合の話です。全体のポートフォリオとして考えるなら、SPXL:TMFを60:40ぐらいで良いんじゃないかなと思った次第。ただ、「金利上昇」は必ずどこかで発生しそうなので、長期間TMFを多く持つのは私個人の意見としては危険だと言う判断しています。

 

まま、私の感想はおいといて、とりあえず各シチュエーション毎の割合を大胆予想してみます!

 

「暴落発生」+「金利ヨコヨコ」読みの場合

先程の結果をみるに、この組み合わせであれば「TMFは◎か○」の二つの属性を得られるのでTMFを多めに入れた形が望ましいと思われます。SPXLも金利ヨコヨコ展開に強いですが、暴落が来たら一気に落ちるので安全に行くなら少な目にしたい所です。「SPXLは○か×」になるからですね。×になったらヤバイのでケアするならSPXLは少な目とします。

 

但し「暴落発生」の頻度が少ない、もしくはそんなに落ちない読み、つまり「暴落」側を軽視するのであれば、SPXL多めにするところでしょうか。

 

ともあれこの組み合わせを予想するのであれば、今現時点でTMFを買いたいなら

 

SPXL:TMFの割合を10:90~32:68

 

で同日中に買うことになるかなぁと思った次第です。もしくはTMF100%も案外悪くないと思った。ただ、金利ヨコヨコ展開でも若干元本から下がることもあるので、SPXL10%から20%ぐらいを同時に持つのはアリかなと思っています。

 

32:68は過去10年間で一番シャープレシオが良かったらしいとツイッターで教えて頂けました。のでそのぐらいまでなら買ってもいいんじゃないかな?ということで採用しています。

 

 

金利上昇」読み

SPXLもTMFも下がる可能性があります。ただ、金利上昇が続く環境というのはそれだけ経済が安定してきたことを意味するのでSPXLにフルで突っ込んでもあながち間違いではないです。

 

ただし、金利上昇期によるSPXL下げが怖いので私は現金リバランスが良いかなと思っています。

 

また、金利が上昇すると、SPXLやTMFの経費も上がり、結果パフォーマンスが悪化すると言われています。実際どうなるか分かりませんが、そのような第3のデメリットも考慮が必要です。

 

ということで、

 

SPXL:現金の割合を100:0 ~50:50

 

ぐらいの割合で持つのが正義かなと。TMFは金利上昇局面なら不要かなと思った次第。ただし、結局金利が下がる読みで将来に渡って「金利ヨコヨコ期」にいずれなるだろう読みならSPXL:TMFで良いと思います。

 

現在の金利0.6%が3%まで仮に上昇して、その後20年後にまた0.6%に戻るようならSPXL:TMFは正義になる可能性が高いです。難しいですね。そんな先の金利なんて読めません。

 

正直金利上昇時のSPXLの動きが過去検証を見た限り読めない点は仕方ないかなと言った具合。長期運用ならSPXL多めでいいと思ってます。但しTMFは自信をもっては、ちょっと持てないですね。

 

 

今後1,2年で暴落発生読み

純粋にTMF100%です。今投資しているSPXLも全部いらないですね!!

 

というのは嘘?で、今後1~2年というスパンが問題で、例えば2年後に暴落するのであれば、その2年分のSPXL上昇分が期待できたりします。なので、

SPXL:TMFの割合を20:80とか32:68ぐらい持つのは悪くない気はしています。

 

よってオススメは

 

SPXL:TMF = 0:100 ~ 32:68

 

かなぁ。割と割合は適当ですが、SPXL少な目は間違いない。

SPXLを混ぜた瞬間、暴落が発生したら残念な気持ちになる。ただそれだけです。

 

結局この結果は「金利ヨコヨコ期」or 「暴落読み」の組み合わせとほぼ一緒の結果となりました。つまり、「暴落読み」をケアすることはイコール、「金利ヨコヨコ期」にも対応可能ということです。ただ「金利ヨコヨコ期」も対応したいならSPXL10%は混ぜておきたいかなと思った次第。 

 

金利ヨコヨコ期」読み

この期間はSPXLもTMFも程々に良い結果になりました。但し、TMFは元本を維持できるかできないか瀬戸際だったりすることもあるので、実はSPXLを多めに持った方が結果が良かったりします。となると、以下のようになるでしょうか。

 

SPXL:TMFの割合を60:40~80:20

 

このぐらいあれば十分なパフォーマンスを得られることでしょう。最悪ケース、40%のTMFがギリギリ何とかしてくれるようなそんな形です。「暴落期」もケアするなら堺程の「暴落期 or ヨコヨコ期」の結果を採用すればいい、ただそれだけです。

 

 

ということで色々書きましたが、イメージとしては次の図みたいな感じです。超雑です。本当にあくまでイメージです。割合の数字も超適当です。数字の上下部分で何となく見る感じで。

 

超ザックリ各シチュエーション毎の早見表

 

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これ、完全に独断と偏見で書いてますので信じない方が良いかもしれません。本当に私の所感です。過去検証を見て「こんな感じかなぁ~」と適当に考えた奴です。

 

金利上昇+暴落相場」という右上部分はあまり無い想定です。何故なら暴落が発生したら金利は下降するという歴史があるため、今後もその流れになると勝手に思ってます。米国は0.6%の超低金利ですが、まだマイナス金利があるからヘーキヘーキ!!

 

そして背景橙色に染めた部分はTMFが有用な時期だと勝手に思いました。金利ヨコヨコ展開でもTMFは強いですし、安定相場中で金利が大きく上昇しなければTMFは強いことが過去記事で証明できているからです。

 

こう見ると、背景橙色の部分って結構な面積を占めていると思いませんか?つまり、TMFとSPXL上手く持てばそれだけいい結果をもたらしてくれる確率が割と高いんじゃないかなと言った具合です。

 

つまり、現金で持つより大体のケースにおいてTMFを混ぜておいた方が結果は良さそうということです。所感ですが、「SPXL:TMF=60:40」が最も安定してパフォーマンスを得られやすい期間が長そうかなという認識です。

 

多少の金利上昇もSPXLでカバーできますし、米国株市場は基本的には安定相場が続きます。そして過去検証記事でも「SPXL:TMF=60:40」は1,2を争うパフォーマンスを得られています。

 

但し、金利上昇局面においてはTMFの出番は一切ありません。

 

この局面においてTMFを持つと言うのはそこがネックになります。なので色々な人が金利を気にして「債券」の他の安全銘柄を探し始めていると言っても過言ではないでしょう。なので、超低金利時代の昨今、60:40はTMFの割合を取り過ぎている可能性は否定しません。

 

・・・いや、「上昇局面において一切出番は無い」と言ったのは言い過ぎたかもしれません。

 

超長期運用を目指した場合、一時的に金利が上昇することもあるでしょう。その場合、安くTMFをリバランスにて買うことができるためです。その後に金利が反転して金利が低下した場合、TMFが上昇するため過去に安く仕入れた分の利益が大きくなるということです。

 

ここが長期運用の難しい所です。結局現在は超低金利と言えます。そしてその後に経済が安定したら金利が上がることが予想されます。が、後30年の運用期間があったとして、その後30年間ずっと金利が上昇し続けるのか?という疑問が生まれるのです。

 

はっきり言ってそんなもん読めません。なので、最初からSPXL:TMFを60:40で持つのが案外気楽にできるのかもしれません。もしくは、私の様に、後1,2年ぐらいだけTMFをもって、その後の来たるべき金利上昇期になりそうな気配がしたらTMFは現金化してしまうというものです。そううまく行く気が全くしませんけどね!!!

 

こう思った背景は過去に何度かお伝えしたかもですが、今のコロナ騒動で経済の安定化が図れるのは少なくとも1~2年ぐらいは必要なんじゃないかなと勝手に思ってます。景気は上向きですが、実経済は結構深刻なんじゃ?という感じです。

 

であれば、その1~2年間の金利は安定しているはずです。つまり「金利ヨコヨコ期」です。であるならば、その1~2年間だけTMFを持っておいて、1年後ぐらいに結果が良かったら一旦現金化してもいいかなと思っています。時間による損切りリミットを決めておけば指標になるかもしれません。

 

多分今後の記事で書くと思いますが、TMFを最近購入したので、後1年ぐらいは持つ予定です。カレンダーに印付けといて、1or2年後になったら強制TMF売却しちゃおうかなといま本気で思ってます。

 

だって「金利上昇期」がどのタイミングかを見極める力が無いんですから。単純に「金利が上昇しだした」時期にTMFが黒字だったら容易に見切りをつけることはできるかもしれませんが、赤字だったらズルズルいきそうで怖い。この辺についての具体的な予定は今後の課題として後回しにします。

  

ともあれ、今現在株が「バブル化」しているようなしていないような、そんな状況です。「金利ヨコヨコ展開」が予想できているのであれば、「暴落」へのケアも兼ねて、やはりTMFを多めに持つことは悪くないなと思いました。

 

ということでSPXLとTMFリバランスまとめ回でした。 

 

そうですね・・・。多分近々SPXL:TMFを20:80~32:68ぐらいで買うと思います。多分成行で始値でSPXLとTMFを両方買う感じにすると思います。もしくはTMF100%でとりあえず買う。

 

そしてその投資額は今現在SPXL:現金リバランスをしている「現金」部分から捻出して、将来の「現金」部分に割り当てる、サテライト的な買い方になるでしょう。管理が面倒ですがまぁいいです。 

 

 

 

さて、長々と所感を書きましたが、私は超絶金融リテラシー0人間なので

 

信じるなよ、こいつの言葉を!

 

と言う台詞を皆様にお送りして〆たいと思います。

 

私の所感なんぞは鼻くそ以下の戯言でございますので、過去検証結果やグラフだけ参考頂いて、各々思うように投資すればいいんです!

 

毎回自身の考えと読者様で乖離が発生しまくっているため、「やはり私は相場感が無い素人なんだなぁ」と毎回反省したフリをしている所で今回はここまでと致します。

 

 

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